【最近の若者】いまどき若手社員の特徴と正しい接し方について【社会人】
みなさんこんにちは。はむおです。
仕事をしていてこんなことを思ったことは無いでしょうか。
- 最近の若い子は変わった子が多いなぁ
- 最近の若い子は扱いづらいなぁ
- 最近の若い子は飲み会にこないなぁ
中堅社員以上になってくると皆さん1度は思ったことがあるのではないでしょうか。まだ若手の人は「おじさんが何か言ってるようるせーな...」と思いつつこの記事を見て頂ければ幸いです。かくいう私もまだ20代後半なのでまだ若手?ですよ...仲間ですよ...
と、言いつつも中堅社員に近づいてきた私もさすがに新入社員の代と私達中堅社員の代ではギャップがあると感じましたのでそのことについて執筆させていただきます。
この記事を読むことで下記内容を理解することができます。(多分)
- 2019年現在の若手社員(1年目~3年目)の特徴が分かる
- 若手社員との接し方が分かる
- 若手社員の育成方法が分かる
(多分という言葉を使うと上司に怒られるのでやめましょう!)
1.いまどき若手社員が受けてきた教育について
いわゆる最近の子というのはほとんどが「ゆとり世代」です。ここでの「ゆとり世代」とは、「第二次ゆとり世代」を示します。すなわち1987年4月2日~2004年4月1日に生まれ、土曜日も学校が休みだった子ども達のことを示します。
一般的に「ゆとり世代」は下記のようなイメージを持たれています。ネット、本でひたすら調べましたが大体同じようなことが記載されていました。
- 合理的思考が強い
- 真面目
- ITスキルが高い
- メンタルが弱い
- 受け身
- コミュニケーション能力が低い
- 物欲がない
- プライベート重視
次項ではこれらの特徴を踏まえ、社会人となったゆとり世代が実際にどのような特徴を持っているのか説明します。
(ゆとり世代について調べれば調べる程マイナスイメージばかりでゆとり世代の私はちょっとメンタルやられました...)
2.いまどき若手社員の特徴
中堅サラリーマンの私が実際に感じた若手社員のイメージについて下記に記載します。
- 自分のやりたい事がある程度明確
- 自分で解決する能力が高い
- 素直
- プライベート重視
- 指示された事は確実にこなす
- 指示された事以外はやらない
- コミュニケーションはやや苦手
どうでしょうか。皆さんのイメージと近いでしょうか。
私はゆとり世代は何かに特化した優秀な子が多いと感じています。ITスキルが高かったり、ある一定の分野に詳しかったり、と確実にゆとり教育の恩恵を受けていると思います。ただし、その能力が今までの社会人に必要なもの(コミュニケーション能力や積極性等)にマッチしていないだけです。これらのことを教育するのは上司、先輩の役目だと思います。ただ単に、若手がダメだと言う前にこれらの特徴を踏まえた上でどうするかを考えるべきなのです。しかし、飲み会での作法(笑)をしない若手が多くなりましたねぇ・・・
いまどきの若手社員は優秀!!苦手部分は上司、先輩が指導しよう!!
3.いまどき若手社員との付き合い方
今まではいまどき若手社員の特徴について説明しました。では、このような特徴を持った若手社員とどのように接すれば良いのでしょうか。
答えは簡単です。
- 最初だけは懇切丁寧に説明する
- 失敗しても頭ごなしに怒るのではなく合理的に指導する
- 飲み会を強要しない
- 一定の距離を保つ
細かく見ていきましょう。
①最初だけは懇切丁寧に説明する
若手社員を教育するのであれば最初が肝心です。とにかく最初に仕事を振るときだけは懇切丁寧に仕事内容を伝えましょう。最低限やって欲しいことを伝えるだけでなく、できればやって欲しいと思っていることも伝えましょう。いまどき若手社員の傾向として本当に言われた事以外何をしたら良いか分からないタイプとやることが分かっているが言われてないからやらないタイプの2パターン存在します。どちらのタイプも依頼したことは全てやってくれますのでめんどうでも丁寧に説明してください。これにより仕事をどこまでやる必要があるのかを理解することができます。繰り返しになりますが最初だけは懇切丁寧に説明することが大切です。それぐらい言わなくても分かるだろと!いう考えは教育を放棄しているのと同じです。これからの時代は嫌でもいわゆる「ゆとり世代」と呼ばれる人達が入社してきます。その時代にマッチした教育を行うことが我々中堅社員に与えられる仕事の1つなのかもしれません。
②失敗しても頭ごなしに怒るのではなく合理的に指導する
いまどき若手社員は打たれ弱いです。本当に、打たれ弱いです。なぜなら子供時代に怒られた経験が少ないためです。頭ごなしに怒ると怒られたという事象だけでメンタルに相当なダメージを与えますし、怒られている理由を理解できないとさらにメンタルに追加ダメージを与えます。もうこれだけで瀕死状態になってしまいます。そのため、失敗しても優しくしろとまでは言いませんが、怒っている理由や失敗した原因をちゃんと説明してあげる必要があります。これは全て説明するのではなく若手社員本人に考えさせるようにしても良いです。このあたりは上司、先輩の腕の見せ所ですね。とにかく理由を説明し、納得させることが大事なのです。
③飲み会を強要しない
これは残念ですがジェネレーションギャップです。嫌がる子には強要することはやめましょう。しかし、会社員である以上、会社内の人間とコミュニケーションをとることはとても重要です。仕事中は職場内が慌ただしくまともな会話ができないことも多いかと思いますが飲み会であればゆっくりと仕事の話や仕事以外の話をするチャンスでもあります。こういう場に参加することで上司、先輩との関係を築くことができ、仕事が円滑になることもありますし、はたまた昇格に関係する!?こともあるのでそれを分かった上で飲み会に参加するかどうかを決めるべきです。結局のところ人と人が仕事をしているわけですから職場での関係を築いた人が評価されていく現実が少なからずあります。それを理解した上で飲み会に参加するかどうかを今一度、若手社員には考えてほしいです。「同期のあいつより俺の方が仕事できるのに何で俺の方が評価低いんだ!!!!」となる可能性もあるのでそのあたりは自業自得ですので理解しておきましょう。
④一定の距離を保つ
いまどき若手社員は仕事とプライベートを完全に割りきっている人が多いです。そのため、仲良くなってもあまりプラベートにつっこみすぎることはやめましょう。土日も遊ぶ程仲良い場合は別ですがそうでない場合はプライベートな話はこちらから聞くのは控えましょう。土日どこかいったの?ぐらいなら大丈夫だとは思いますが最近はすぐ訴えられますので気をつけましょうね。若手社員から話しかけてきたら存分に会話を楽しんでください!一定の距離を保ち、職場内の関係だけでとどめることが大切です。
4.まとめ
ここまでお読み頂き、ありがとうございます。いまどき若手社員について語りましたが結局のところ私が伝えたかった事は下記です。
- 時代によって考え方は違う
- どの世代がダメということではなくお互いに理解することが大切
- ゆとり世代最高!
どの世代の人であれ同じ人間ですのでお互いに理解し、寄り添いあって生きていくことが大事なのかもしれません。いろいろと書きましたが人によって違いますのでその人に合った接し方を見つけることが一番大事なことなのかもしれません。私は明日も仕事なのでいまどき若手社員とうまくやれるよう日々努力しながら業務に励みます。